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写真展「而今の花」

写真 村田 昇  花 上野雄次

今展は千葉県いすみ市の陶芸家浜名一憲氏の所有する江戸時代に建てられた茅葺の古民家に、Jikonka代表 西川弘修がコレクションした花器の数々を持ち込み写真家 村田 昇、華道家 上野雄次とコラボレーションし制作した写真集の出版記念展になります。 ご高覧頂きますようお願い申し上げます。  

Jikonka 西川弘修

Telling Galleryの正式オープンを記念し、特別写真展示「而今の花(にこんのはな)」を開催いたします。

本展は、千葉県いすみ市に佇む江戸時代の茅葺古民家を舞台に、Jikonka代表・西川弘修氏が長年にわたり蒐集した花器を中心に据え、写真家・村田昇氏と華道家・上野雄次氏が共鳴しながら創り上げた作品群を収めた写真集の出版を記念した展示です。

時を超えて息づく器と、その器に花を生けるという行為。
そして、その瞬間を見つめ、切り取る眼差し。
それぞれのまなざしが重なり合い、「今、ここ」に咲いた花の姿を写しとっています。

Tellingは、ものづくりの背景にある“想い”や“物語”を丁寧に伝える場でありたいと願っています。
「而今の花」は、まさにその願いと深く響き合う展示です。

どうぞ足をお運びいただき、この静かな対話のような世界をご体感ください。

PROFILE

村田 昇 Noboru MURATA

1990年、株式会社村田昇事務所設立。広告写真家として、30年以上の経験を持ち、インテリア・フード・車・ジュエリー・スポーツ等幅広いジャンルにわたるクライアントのめに写真を撮り続けている。広告写真家のスタンスを続けながら、Elle Deco Japon, Casa Mica Itary 等のライフスタイルマガジン、Elle à Table Japon等のフードマガジン他多くのエディトリアルの撮影のほか、海外の出版社との企画、撮影もしている。最近の仕事として、有田400年事業(2016-2018、冊子のほか、パリのメゾンエオブジェでも展示)がある。

上野雄次 Yuji UENO

1967年京都府生まれ。東京都在住。1988勅使河原宏の前衛的な「いけばな」作品に出会い華道を学び始める。国内展覧会での作品発表の他、バリ島、火災跡地など野外での創作活動、イ ベ ン ト の 美 術 な ど も 手 掛 け る 。2 0 0 5 年「 花 生 け 」の ラ イ ブ ・ パ フ ォ ー マ ン スをギャラリーマキ(東京)で開始。以降、地脈を読み取りモノと花材を選び抜いて活けることで独自な「花生け」の世界を築き続けている。創造と破壊を繰り返すその予測不可能な展開は、各分野から熱烈な支持を得ている。詩人、写真家、ミュージシャン、工芸家等とのコラボレーションも多数行う。

西川弘修 Hironobu NISHIKAWA


1973年 大阪府生まれ。1992~96年 沖縄・北海道、アメリカをまわりアイヌ民族やネイティブアメリカンと過ごす。
1998年 パートナーの米田恭子と、三重県松阪市に而今禾(じこんか)の前身となるお店を開設。
2000年 三重県亀山市関町の古い町家に「而今禾」オープン。
2010年 東京都世田谷区深沢に「Jikonka Tokyo」オープン。
2012年 台湾台北市に「Jikonka TAIPEI」オープン。

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